東京ドーム約1個分という広大な土地を存分に活用し、「一次産業で完全に自給自足できる仕組み」を作ることを目指します。コロナ禍に食料の供給が不安定になっていた時期、多くの方が自給自足の大切さを実感したことでしょう。地域の皆さまに、「天変地異が起こった時でも、美味しくて安全な農作物を食べられる安心」を、ご提供できれば何よりです。
「農業をやってみたいけど、どうすればいいのかわからない。土地や道具を揃える資金もツテもない。でも熱意だけは本気!」そんな方に、ぜひマゴファームで夢を叶えていただきたいと願っています。農地はもちろんのこと、必要なものを一式、私たちが提供します。経験も不問。技術やノウハウは、すべて伝授します。また、マゴファームでは、養蜂(ミツバチの飼育)も行うことを決めているので、養蜂に興味がある方は、特に大歓迎です!
<なぜ養蜂なのか?>
ミツバチの役目は、天然の美味しいハチミツを集めることだけではありません。果樹や野菜を受粉させるための媒体にもなってくれます。たとえば、リンゴの樹が花を咲かせる時期に、巣箱のミツバチを花に向かって飛ばします。するとミツバチは一生懸命、花から花へと飛び回り、ハチミツを集めます。その過程で、ミツバチの体に付着した花粉が、おしべからめしべへと受粉されるのです。
現在、グループ所有地の約3分の1が米作りの田んぼ。3分の1が太陽光発電の用地。残り3分の1は、これからの可能性が詰まったまっさらな農地。この先マゴファーム事業が軌道に乗れば、太陽光用地を農地に回し、さらに規模を拡大する方針です。
広大な農地で何を育てるかは、これから仲間入りする“志ある就農志願者”の方のアイデアを取り入れながら、一緒に考えていきたいです!
現代は、効率を重視して人工的に受粉させる方法も発達しているのですが、マゴファームがやりたいのは、ミツバチの力を借りた昔ながらの自然受粉。自然受粉で育てたほうが、果実や野菜が美味しくなるからです。手間ひまをかけてでも、本当に美味しい物を作りたいのです。現在、約1万5000万匹(約5000匹×巣箱3箱)を用意し、本格的な養蜂業をスタートさせるために着々と準備中。ミツバチと共存共栄して、最高の農作物を作り上げます!